めぐみ幼稚園ならではの「どんぐり団子」作りを、15日(金)に行いました。正確には、14日(木)に「どんぐり」の殻を割り(全学年で割りました)、大鍋にどんぐりの身と重曹を入れて大量の水で煮ること8時間(朝10時過ぎから夜6時過ぎまで)の工程で初日を終了しました。以前に、6時間しか煮ずに作った時は、やはり味が今一でしたので、それ以来8時間煮ることは変更ありません。
一晩冷蔵庫に寝かせて、翌日朝一番でもう一度1時間ほど煮て年長組さんの手で、「すり鉢ですられ」「食べやすい大きさに丸められ」て蒸し器で蒸されて、食べられるようになるのです。
すり鉢ですられたときに何かを入れるのですが、できれば年長組のお子さんに聞くか、図書室にある「どんぐりだんご」の絵本で調べてみてください。
先週、年長組さんがどんぐりを拾いに稲毛高校周辺に行き、どんぐりだんごを食べた経験のある子がほとんどなので、拾う時におおきなどんぐりを見つけて「おいしそう!」というのは“めぐみっ子”だけかなと思います。
どんぐりだんご作りは、もう30年以上前にある教師が絵本を見て始めたのがきっかけでした。もちろん最初から美味しかったわけではなく、試行錯誤の末にたどり着いた味です。
「どんぐり」から、大きく言えば「自然」という入口に入ることも可能ではないか、幼稚園児にとって「不思議だな」と思うきっかけになってくれればよいとの思いから続いていることなのです。
今年は、量の関係で「年長組の保護者」限定になってしまい申し訳ありません。