いまだ先が見通せない状況が続いています。
令和2年度の「始業式」や「第40回入園式」が行えていません。何より、新しい年度を迎え、胸の内に秘めた思いをそのまま顔に表した子どもたちを迎えることができないことが、悔しいし残念です。
しかし、前を向かなければ子ども達にも失礼ですし、輝く未来に手が届かなくなってしまいます。
5月中には、緊急事態宣言の解除を迎えると信じて、今日やることをしっかりやって行こうと思います。
お子さんと向き合った、3月・4月・5月はいかがですか。言葉に変化はありませんでしたか。
年長さんでしたら、男の子が、「僕」から「俺」を使いませんでしたか。女の子が、ものの見方が変わったかなと感じましたか。
このようなことは、本来は集団生活で練られ、自分の気持ちで熟成していき、自らへの成長につなげていくのです。しかし、集団生活にどっぷりと浸かっていない現状では分かりにくいかもしれません。
集団生活に初めて入るお子さんは、いま「I(アイ)」という自己の世界にいます。それが友達という「YOU(ユウ)」という他者と触れることで、自己を取り巻く外界を広げていくのです。
そのような体験をする状況が、もうすぐできると信じて待ちます。
保護者の方々も、コロナウィルスは恐ろしいものではありますが、一人一人が出来ることを行って、
前を向いて対応して行きましょう。