top of page
検索
  • 執筆者の写真sugimorigakuenmegum1

「気づく」大切さ!

 幼児教育で、私が大切にしている言葉は「気づき」です。

どうしてその言葉が大切なのか、と思う方もいるでしょうが、幼児期とくに言葉が十分に獲得できていない3歳児には「気づき」が大切なのです。

朝の登園時の顔色・目の輝き・身体の様子から、その子の心の動きを察知するのが幼稚園教諭としての務めなのです。その子どもから発するシグナルを、教師は敏感に受け止め、次にどのような言葉を投げかけるかを考えているのです。

 教師だけでなく、お母様方も「気づき」はお持ちでしょう。朝起きてきた時の顔色で、熱があるかどうかはお分かりでしょうが、日常の一言に気づくのは時に見逃してしまうことはないでしょうか?

精神科医の佐々木 正美先生の言葉をつづった「ことばの森」という小さな日めくりがあります。

どこに掲げてあるかお気づきの方もいるでしょうが、まだお気づきでない方は、探しみてください。

見つけた時に、心に沁みる言葉が皆さんの心の中に入り込んでくるはずです。

閲覧数:313回0件のコメント

最新記事

すべて表示

まなざしと目つき

10月18日(日)に「第40回 運動会」が無事に終了いたしました。雨で3回の延期を余儀なくされましたが、途中で太陽の光も注ぐ絶好の天気の中で楽しく終了いたしました。 創立以来初めての2部制となりましたが、保護者の皆様の優しく温かい「まなざし」に包まれ、子どもたちは自分たちができる最高のパフォーマンスを見せてくれました。 子どもたちを取り巻く大人たちの「まなざし」は、すべてを受け入れて、子どもたちの

「見て学ぶ」とは?

今から20年以上前のことになります。 年中組に途中入園で入った男の子の話です。その男の子は、みんなの輪の中に飛び込んでいける子ではなく、初め2~3日はお部屋のロッカーの中に入り込んで、そこから見える景色を楽しんでいるように思えました。 しかし、そのお子さんがロッカーにずっと入っていた、初日・2日目にお母さんに伝えた話を聞いて驚いた記憶が今でも鮮明に覚えています。 初日も2日目も、お母さんに「今日は

運動する季節

ようやく爽やかな季節になり、園庭での「ケイドロ」遊びも大汗をかかずに走り回れます。 年長組さんは、3歳・4歳の時に見た年長の「パラバルーン」を、自分たちができる喜びにあふれています。集団での学びで大切なことは、「見て学ぶ」ということです。年少組・年中組の子どもたちは今まさに「見て学んでいます」。ひょっとしたら、心はもう来年に向かっているかもしれません。 なぜこの秋の時期に運動会をするのでしょうか。

bottom of page