top of page
検索
  • 執筆者の写真sugimorigakuenmegum1

ちょっと難しけど、大事な話①

 先週のプール解体には、土曜日の早朝にかかわらず10人以上のお父さん方にご参加いただき有難うございました。おかげさまで1時間ちょっとで終了し、夏の思い出とともに倉庫に収納させていただきました。

 さて、前回のブログで夏の研修会を書きましたが、少しずつ内容をお知らせします。

今回の「幼稚園教育要領」改定は、保育所と認定こども園という、幼児期に幼児を預かる機関が、同じ言葉で幼児を育成という画期的なものとなりました。

 幼稚園・保育所・認定こども園だけでなく、小学校とも連動した文言が入ったことです。それが、幼稚園教育において育みたい資質・能力及び「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」というものです。

10の姿については次回に記しますが、これは決して「到達目標」ではない、ということです。

幼児期の成長は個人差があり、この個人差が個性を形成する基となるのです。

 しかし、小学校や市町村教育委員会等は、安易な目安として使うところが出てきています。この点は、

文部科学省の係官も、口を酸っぱくして「到達目標ではない」と伝えていますが、公務員の方は「忖度」することがお好きなようです。

閲覧数:252回0件のコメント

最新記事

すべて表示

まなざしと目つき

10月18日(日)に「第40回 運動会」が無事に終了いたしました。雨で3回の延期を余儀なくされましたが、途中で太陽の光も注ぐ絶好の天気の中で楽しく終了いたしました。 創立以来初めての2部制となりましたが、保護者の皆様の優しく温かい「まなざし」に包まれ、子どもたちは自分たちができる最高のパフォーマンスを見せてくれました。 子どもたちを取り巻く大人たちの「まなざし」は、すべてを受け入れて、子どもたちの

「見て学ぶ」とは?

今から20年以上前のことになります。 年中組に途中入園で入った男の子の話です。その男の子は、みんなの輪の中に飛び込んでいける子ではなく、初め2~3日はお部屋のロッカーの中に入り込んで、そこから見える景色を楽しんでいるように思えました。 しかし、そのお子さんがロッカーにずっと入っていた、初日・2日目にお母さんに伝えた話を聞いて驚いた記憶が今でも鮮明に覚えています。 初日も2日目も、お母さんに「今日は

運動する季節

ようやく爽やかな季節になり、園庭での「ケイドロ」遊びも大汗をかかずに走り回れます。 年長組さんは、3歳・4歳の時に見た年長の「パラバルーン」を、自分たちができる喜びにあふれています。集団での学びで大切なことは、「見て学ぶ」ということです。年少組・年中組の子どもたちは今まさに「見て学んでいます」。ひょっとしたら、心はもう来年に向かっているかもしれません。 なぜこの秋の時期に運動会をするのでしょうか。

bottom of page