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絵本のちから!

 コロナウィルスへの対応で、「緊急事態宣言」が39の県で解除されました。しかし千葉県は東京都にさかいを接しているので、解除は東京・神奈川・埼玉と一緒に取り扱われるようです。

しかし確実に感染者は減少しているので、もう少しの我慢と言い聞かせましょう。

本日(15日)「絵本の貸し出し」を行いました。

多くの親子連れできていただき、少しだけお話をさせてもらいました。臨時休園の間に、「歯が抜けて大人の歯になったよ。」と自慢げに話してくれた男のお子さんの瞳が輝いていました。

この、キラキラした目を見たくて幼稚園の教師を志したのを、今でも忘れていないし大切にしています。

 臨時休園という子どもたちと関われない生活が長く続いているので、いままで貯めていた本や、途中まで読んだ本を読んでいます。

その中で、柳田 邦男 著「大人が絵本に涙する時」 (平凡社 刊)を読み直してみました。

柳田 邦男さんは、「大人こそ絵本を」の信条を持って、各地で講演をされています。

「絵本は子どもたちが第一の対象ではあっても、実は読む人の人生経験が豊かになるにつれて、内容を深く味わえるようになる素晴らしいメディアである。」とおっしゃってます。

この本では、柳田さんの薦める80冊の絵本が載っております。選ぶ視点は私とは少し違いますが、選んだ絵本の考察は一読に値します。

子どもたちの心は、さまざまな事象や、周りの大人の心情も吸収しながら、大きくたくましく育っています。絵本はその心を育てる、大切なツールといえます。

保護者の方も、お子さんに絵本を読んであげるだけでなく、時には読んでもらってください。

絵をしっかりみると、心により深く入り込みますよ。

追伸  「シャープのマスク」当たりました。 (チョッと自慢)

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